2025-07-19 14:39:23 配信

中国「スパイ行為」で懲役3年6カ月の実刑判決 アステラス製薬社員「上訴しない方針」

 中国でスパイ活動を行ったとして、懲役3年6カ月の実刑判決を受けたアステラス製薬の60代の男性社員が現時点では「上訴しない方針」であることが分かりました。

 16日に判決を受けた男性の上訴期限は、今月28日までですが、日中関係筋によりますと、現時点で男性は「上訴しない方針」だということです。

 日本大使館によりますと、16日の判決直後に、中国駐在の金杉憲治大使と面会した際には上訴について、「弁護士と相談する」と答えていました。

 男性の具体的な「スパイ行為」の内容や、裁判での罪状認否については明らかにされておらず、上訴しない理由についても不明です。

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