2025-07-20 20:50:04 配信

中国で実刑判決の邦人男性 「スパイ容疑」自ら認め量刑を軽減か

 中国でスパイ活動を行ったとして、懲役3年6カ月の実刑判決を受けたアステラス製薬の男性社員について、自ら容疑を認めたため、刑が軽くなった可能性があることが分かりました。

 日中関係筋によりますと、男性については16日の判決で、日本の情報機関から依頼を受けて中国国内の情報を伝え報酬を得ていたとして、スパイ行為が認定されました。

 男性も容疑を認めているということです。

 中国では罪を認めると量刑が軽くなる制度があり、取り調べの際にはその制度の説明を受けるということです。

 懲役3年6カ月という量刑はスパイ容疑としては比較的軽く、男性が罪を認めたことで刑期が短くなった可能性があります。

 男性は、上訴はしない方針だということです。

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