担当Dのひと言

郡山市の大通りを少し入った静かな住宅街にある「味噌担々麺 ばんかい」。
マスターの大須賀雅彦さんは、家業だった豆腐製造業や、その後始めた居酒屋を閉めた波乱万丈の経歴の持ち主。この店で、これまでの「挽回」を図っています。
ラーメン店では修業もしたことがないというマスターですが、ずっと食品関係に携わってきたそのセンスで味噌ダレも食べるラー油もこだわりにこだわり抜き、大変な手間暇をかけて納得の味を作り上げています。そうして出来上がった味噌担々麺はマスター会心の出来。「麺だけではもったいないので、麺を食べ終わったら白米を入れて、スープを最後まで楽しんでほしい」と言います。
そんな濃厚な味噌担々麺とは雰囲気がガラッと変わった朝ラーメンの白醤油は、たとえラーメンが好きではない人でもスープまで飲み干せるのではないかと思うほど飲みやすいスープ。
子供の頃に食べていたラーメンの味に近づけたんじゃないか、というマスターの言葉通り、どこか懐かしい、優しい味のラーメンです。
朝でもあっさりは物足りない、という人にはコク深い「黒醤油」のラーメンもありますよ。