「やっぱり面白い！」。志村けんさんのコントを久しぶりにテレビで拝見し、そう思いました。

お笑い第七世代が頭角を現す昨今の業界にあって、志村さんが所属したザ・ドリフターズは、第一世代に数えられます。

半世紀もの間、入れ替わりが激しい世界に君臨してきました。

偉大なドリフの笑いに一昨年、幸運にも接する機会がありました。

福島競馬場の百周年を記念した番組に、福島市出身の加藤茶さんが、出演してくれました。

加藤さんは、「通っていた中学校が競馬場の隣で、先生が授業そっちのけで教室からレースを観戦していた」と、

まるでドリフのコントのようなエピソードを、寸劇を交えて披露。持ちネタの〝くしゃみ芸〟も繰り出し、スタッフ一同、大笑いしたのを覚えています。

誰にでもわかりやすく、世代を超えて受け入れられる普遍性。

県民に愛される番組を作るために、私たちも追い求めたいテーマです。