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2024-04-05
裁判 一刻を争う速報競争~樋口陽一(福島支社)

アナウンサーを離れて2年。社会部記者として事件や裁判を取材しています。改めて感じるのは、各社の取材競争の風土です。
中でも驚いたのは裁判です。
注目の事件では、判決の結論である主文が読み上げられると、記者が一斉に傍聴席を飛び出し、電話でデスクらに判決内容を伝えます。時には速報テロップなどでいち早く世の中に情報を伝えるためです。
最近は特に、各社がインターネットの配信記事に力を入れるようになってきました。
そのため速報の配信時間は1秒を争います。だからこそより早く、より正確にと思って書いた配信記事が、多くの人に読んでもらえた時の喜びも大きいです。
インターネットの記事では、声で伝えるテレビでは時間の都合上入りきらない内容も入れることができます。
それがやりがいでもあり、これからもテレビのニュースだけでなく、より多くの人に読んでもらえるニュースを書いていきたいと思います。