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2024-11-21

分かりやすさを追求するデスクの挑戦~鎌田侑樹(報道制作部デスク)

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駆け出し記者だったころ、ニュースデスクの大先輩から「原稿は中学生が分かる言葉で書くように」と教わりました。
原稿に、難しい専門用語やなじみが薄い外来語などが多くなると、ニュースの内容が視聴者に伝わりにくくなるからです。

できるだけ簡単な言葉に言い換えたり、専門用語を使わざるを得ない場合はどういう意味なのかを説明したりする工夫が求められます。
ただし、ニュースの場合は、そこに「時間」という制約が加わります。言い換えたり説明したりするほど原稿は長くなり、伝えるために必要な時間も伸びてしまいます。

放送枠には限りがあるため、「この表現なら多くの人に伝わるだろう」という線引きが必要です。その表現が分かりやすいかどうかを考える基準として「中学生が分かるかどうか」を心にとどめなさいという教えでした。

この教えを胸に、デスクとして記者が書き上げた原稿をチェックしていますが、まだまだ道半ば。分かりやすく伝えることの難しさと、日々向き合っています。

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