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2025-01-31

二十歳の式典 古里に思い~佐々木崇(報道制作部)

佐々木 崇

「幼稚園以来だよね、覚えている?」。

小学校の入学直前、原発事故による避難で離ればなれになってしまった同級生と再会して、こぼれる笑顔。
うれしそうにしている人から話を聞くと、取材をするこちら側もうれしくなります。だから「二十歳(はたち)を祝う式典」は、楽しみな取材対象のひとつです。

今年の式典で特に印象に残ったのは、「古里の記憶が増えてうれしい」という言葉です。

帰還困難区域に自宅があり、今も双葉郡に戻ることができない二十歳の女性が 話してくれました。
双葉郡は避難先での生活が長くなり、式典に出席する人が約1割にとどまる自治体もあります。そうした状況の中、戻れない古里で出席した式典を通して 「うれしい気持ちになった」という若者の姿が、強く印象に残りました。

たとえ出席者が少 なくなっていても、古里とのつながりを感じられる大切な式典なのだと、改めて感じました。

これからも二十歳を迎える人たちの「うれしい気持ち」を伝えられるよう、取材を続けたいと思います

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