2025-02-27
県警本部の担当記者として、事件や事故の取材をしています。
事故の捜査を担当する警察官と話すと、「交通事故は誰も幸せにならない」と言います。
誰もが加害者にも被害者にもなり得るため、そして事故にあった人も起こした人も、望んでいなかった苦しみを背負うためです。
1カ月前、大阪から郡山市に受験のために訪れた19歳の女性が、酒気帯びのまま運転し信号無視をした車にはねられて亡くなりました。
運転していた男は、危険運転致死傷などの罪で起訴されました。献花に訪れた人の声で印象に残るのは、「せっかく県内に来てくれたのに」「福島県人として恥ずかしい」という言葉です。
福島県は全国的にも飲酒運転事故の割合が高い状況が続いています。
あの事故の後、警察は検問を増やし、飲酒運転の撲滅に取り組んでいますが、酒気帯び運転の疑いで逮捕される人が後を絶たないことに驚きと、ニュースで取り上げても変わらない現状への戸惑いが拭えません。
防止のためにどんな放送ができるか考え続けたいと思います。