2025-03-24
幼い頃、不思議だったことが一つ。仕事を終えた母が、出かける前よりも生き生きとした顔で帰ってきていたこと。少しくたびれた様子で帰宅する父とは対照的で、子ども心にきっと楽しい仕事なのだろうと感じていました。母の仕事はアナウンサー。私も同じ道を選びました。
生放送。緊張感の中、自分を奮い立たせて本番に臨む。思うようにいく日ばかりではなく、充実した顔をして帰ってくることがいかに大変か、同じ職に就いたからこそ分かるようになりました。
後輩を見守る立場になり、本番を終えてスタジオや現場から戻ってくる彼ら彼女らを迎える時はパソコンから顔を上げ、そっと目を向けます。高揚した表情だと嬉しくなる一方、顔を曇らせている時には 背中を押せればと思います。言葉を研ぎ澄ませ、どう伝えるか。考え続けた熱量は明日の放送につながると信じています。
さて2歳の娘に私はどう映っているか。自分らしく、はつらつと働く母でありたいと思っています。