2025-04-11 配信
福島空港を巡る入札妨害事件 県が約7千万円の賠償を業者に請求
県が発注した福島空港の公共工事を巡る入札不正事件を受けて、県は受注した業者に7千万円余りの賠償金を請求しました。
この事件は、石川町の志賀建設の元役員と元社員が、県職員から福島空港の公共工事の入札情報を聞き出して公正な入札を妨害したなどの罪に問われたもので、執行猶予付きの有罪判決が確定しています。
県は事前に定めた契約条項に基づき、県が支払った2つの工事の請負金額、合わせて約3億5千万円の10分の2に当たる7千万円余りの賠償を、9日付で志賀建設に求めました。
賠償金の納入期限は5月2日までです。