2025-04-24 配信

取り出し2回目の燃料デブリの重さは約0.2gで前回より軽く小さかったことが判明(福島)

福島第一原発で2回目に取り出された燃料デブリについて、東京電力は、前回よりも小さくて軽い堆積物だったと明らかにしました。

2回目の試験的取り出しは23日に作業が完了し、構内で重さなどを計測した画像が公開されました。

デブリは黄色に見え、大きさは前回よりも小さく、大きいもので4〜5mm程度とみられています。

また、重さは約0.2gと1回目の約0.7gに比べて軽いということです。

1回目と同じく、核燃料のウランに由来する放射性物質「ユーロピウム」も確認されていますが、線量などから運搬は可能と判断され、この後、茨城の研究機関で、密度や成分の違いが分析されます。

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