加藤金融担当大臣は、一連の不祥事の全容解明のため、いわき信用組合への立ち入り検査に着手したことを明らかにしました。
会見で加藤大臣は「いわき信用組合には、まず猛省を求めたいと思います。」と述べました。
加藤大臣は、組合が東北財務局に対し、実際には行っていない内部調査を実施済みと回答するなど、事実と異なる報告があったほか、第三者委員会の調査にも協力的でなかったことに「遺憾」と述べ、「組織風土を改善する必要がある」と批判しました。
立ち入り検査などで事実の解明を進めるとともに、経営管理体制の抜本的な見直しを含め、組合の業務改善を指導していく考えを示しました。