2025-06-06 配信

【速報】東京電力の株主代表訴訟の控訴審判決は原告の逆転敗訴(福島)

この裁判は、東京電力の株主らが、福島第一原発の事故で巨額の損失を出したのは、当時の経営陣が対策を怠ったためとして、旧経営陣5人に対して22兆円の損害賠償を東京電力に支払うよう求めているものです。

争点は、巨大な津波の予見が可能だったかどうかと、対策をすれば事故を防ぐことが出来たかです。

2022年の一審判決で東京地裁は、故・勝俣恒久元会長ら4人の責任を認め、合わせて13兆円余りを支払うよう命じましたが、被告・原告の双方が判決内容を不服として控訴していました。

6日の控訴審判決で東京高裁は、一審判決を破棄し、原告の請求を棄却。賠償を認めない判決を言い渡しました。

※写真は東京高裁に入る原告団(6日午前10時半ごろ撮影)

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