2025-06-06 配信

西郷村の盛り土巡り書類送検されていた埼玉の男性が不起訴処分に(福島)

西郷村の住宅近くに造成された盛り土を巡って書類送検されていた埼玉県の男性が、4日付で不起訴処分となっていたことが分かりました。

埼玉県幸手市の無職の男性(69)は、西郷村真船の住宅の近くに盛り土を造成し、県の改善命令に従わなかった疑いで、去年11月に県から刑事告訴され、翌12月に書類送検されていました。

検察は不起訴処分の理由として「命令違反で罪に問うのは困難と判断した」としています。

西郷村の違法な盛り土は2023年夏ごろから持ち込まれて高さ約22mに達し、隣接する住宅に危険が及ぶ可能性があったことから、県が行政代執行で一部を撤去するなどし、1億5千万円余りの公費が投じられています。

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