林官房長官は、原発事故に伴う除染で出た土の再生利用と県外最終処分に向けたロードマップを、今月中にも取りまとめる方針を明らかにしました。

林官房長官は１０日、県内を訪問し、中間貯蔵施設では除染で出た土を道路の盛り土として再生利用する実証事業の現場などを視察しました。

■林官房長官
「県外最終処分と復興再生利用に関するロードマップについて月内にも、当面５年程度で主として取り組む事項について取りまとめたいと考えています」

また、７月の総理官邸に続き、霞ヶ関の各府省庁でも除染土の再生利用を進めるとし、政府一丸となって取り組む姿勢を強調しました。