福島市の９０代の女性が、キャッシュカードをすり替えられて、現金８００万円を引き出される被害にあいました。
警察によりますと７月１５日、福島市の９０代の女性の家に、「警備係です。キャッシュカードを新しくする必要があり、担当の者が伺います」などと電話がありました。
電話があった数分後に男が自宅を訪ねてきて、女性はキャッシュカード３枚と通帳３通を封筒に入れて、印鑑を押し保管するように言われました。
その３日後に、金融機関から現金の引き出し状況を確認する電話を受けて、女性が封筒を確認すると、カードケースにすり替えられて盗まれていることが分かり、口座からは現金８００万円が引き出されていたということです。
警察は、安易に金銭やキャッシュカードを渡さないよう、注意を呼び掛けています。