国民民主党の玉木代表は、自民党との協議を巡り、いわゆる「年収の壁」を見直さない限り、予算案や法案などの採決で協力しない考えを示しました。

国民民主党　玉木代表
「基礎控除の引き上げというのは、これは当然、必要だと思っていますし、全くやらないっていうことであれば、当然、我々、協力できませんから」

　一方、政府は年収103万円を超えると所得税がかかる「年収の壁」を178万円まで引き上げた場合、7兆円から8兆円程度税収が減るという見通しを示しています。

　これについて玉木氏は、「法人税収、消費税収も増えるのでトータルにみて考えていくべき」と強調しました。

　9日以降、玉木氏と石破総理大臣による党首会談が行われる見通しです。