衆議院選挙を受けた特別国会が11日に召集されます。午後に衆参両院で総理大臣指名選挙が行われ、衆院の決選投票を経て石破総理大臣が選出される見通しです。

　衆院選で、自民・公明の与党が過半数割れしたため、午後の衆院本会議での総理大臣指名選挙は、石破総理と立憲民主党の野田代表による決選投票になる見込みです。

　ただ、日本維新の会は10日、両院議員総会で決選投票でも馬場代表に投票する方針を確認しました。

　国民民主党も玉木代表に投票する方針で、野党の一本化は困難なため、石破総理が第103代総理大臣に選出される見込みです。

　石破総理はその後、ただちに組閣を行い、法務、農林水産、国土交通の3閣僚を交代させ、その他は再任する方針で、夜、第2次石破内閣が発足することになります。