2025-07-18 17:58:22 配信

参院選 最後の金曜“一番訴えた”ことは?

 いよいよ2日後に迫った参院選。各党党首が最後の金曜日に一番強く訴えたこととは。

■過半数維持できる?

 過半数を維持できるか…。

自民党 石破茂総裁
「なかなか、まだ給料上がらないよね。育ち盛り食べ盛りの子どもたち、いっぱいいるよね。そういうところに早く確実に届いていく、それが給付金。消費税は医療、年金、介護、少子化、そういうものに充てなければいけない。私たちはなんとしてもこの選挙に勝ち抜き、日本の国を次の時代に確かな形でつなげていく」

公明党 斉藤鉄夫代表
「対立をあおって憎悪心を起こさせ、それを自分の党の政治的エネルギーにしている。そういう勢力に日本を任せたら、日本は必ず崩壊を致します。世代間も支え合う、そして今、外国人の方とも支え合い、共生社会を作っていく、これが私たちの基本的理念です」

■過半数割れに追い込める?

 過半数割れに追い込めるか…。

立憲民主党 野田佳彦代表
「金権、利権ファーストの自民党を選ぶのか、日本人ファーストの政党が出てきていいのか、そうじゃないでしょう。生活者ファーストの政党が必要じゃないでしょうか、皆さん。食卓は笑顔が広がるところじゃありませんか、笑顔を取り戻そうじゃありませんか。我々が一番効果がある方法として、食料品には消費税が8%かかっています。それを8から0にしようと、臨時時限的にやろうとしています」

日本維新の会 吉村洋文代表
「“2万円現金配りますからよろしく”じゃなくて、本当に個々に必要だな、ここ問題だなというのをぎゅっとつかんで、そして皆さんに審判をあおぐ。僕はそれが選挙だと思っています。一つは社会保険料、これ高すぎる。これを何とか下げさせて下さい。借金を増やして現金をばらまくんじゃなくて、改革で財源を生み出して皆さんの負担も下げて成長させていく。これが政治の役割です」

共産党 田村智子委員長
「新しい政治を切り開こうと私たち訴え抜いて参りました。その可能性が今、大きく開いてきています。暮らしを守るためには消費税減税と国民の皆さんも多数、そして企業に調査をしても企業の過半数も求めている。もう消費税減税するしかない、やらなきゃ駄目だと思う」

国民民主党 玉木雄一郎代表
「今、私たちは取り過ぎた税金をお返ししようと言っているんです。今のこのインフレと賃上げの最大の勝ち組が国になっちゃっているんですよ。国、勝っちゃ駄目です。勝たなきゃいけないのは、この物価高でも一生懸命、頑張って働いている、そしてその中から税金を払っている納税者、国民の皆さんが勝ち組にならなければいけないんじゃないでしょうか、皆さん」

れいわ新選組 山本太郎代表
「景気を良くするならば、あなたの使えるお金を増やしていかないことには、この国は立て直ししようがございません。私たち、れいわ新選組が一丁目一番地で皆さんにぜひこれをやらせて下さいというのは消費税の廃止です。消費税廃止、どうかれいわ新選組と一緒に実現させて下さい」

社民党 福島みずほ党首
「消費税いずれ廃止だとしても、まず即時、食料品について消費税ゼロ、これは恒久的にやる、これが社民党です。ミサイルよりもコメを、ミサイルよりも暮らしを、ミサイルよりも平和を、どうですか税金の使い道を変えましょう」

■新興政党は?

 勢いを増す新興政党は…。

参政党 神谷宗幣代表
「やりたいことは新しい日本の秩序づくりです。それはアメリカでも中国でもロシアでもない、日本のことは日本人がちゃんと主権を持って決めると。外国に守ってもらうような依存の社会じゃなくて、自分たちの国は自分で守り、自分たちの食べ物は自分たちで作り、そして自分たちのエネルギーは自分たちで生み出す、そういった独立自尊の誇りある国、皆が愛せる自信を持てる国、そういう日本にしましょうよ」

日本保守党 百田尚樹代表
「まず一つは減税です。減税はもう待ったなしです。日本人は一生懸命、働きます。その日本が30年間、全く国民の平均所得が上がらない。これはまさに政治の無策以外の何ものでもないですよ。この30年間、ひたすら間違った政策、日本を貧しく弱くしてきた政策を1個1個潰していったら、これだけで日本は復活するんですよ」

 その一票に何を託しますか。参議院選挙の投開票は20日です。

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