2025-09-05 12:12:32 配信

国会議員の4割が「賛成」 自民党総裁選前倒し

 自民党の総裁選挙の前倒しの是非を巡り、ANNの取材では「賛成」する方針の所属国会議員が4割に上っていることが分かりました。

 (政治部・澤井尚子記者報告) 
 8日に迫る署名提出を前に、中堅・若手を中心に賛成の動きが広がっています。

 ANNの5日までの取材では、賛成の方針の議員は120人に迫る勢いで、反対はおよそ50人にとどまっています。ただ、態度未定・不明の議員が120人近くいます。

 一方、都道府県連は賛成が14、反対が4となっています。5日は東京都連などが対応を決める見通しです。

 また、5日朝は中堅・若手の議員が会合を開き、「人心を一新して新しい自民党に作り直すべき」などと声を上げました。

 衆議員の当選1期の9割、5期生以下でみても6割以上が賛成の方針で、ベテラン議員の賛成の数の2倍程度となっています。

 石破内閣の一員でもある副大臣・政務官で賛成の意向を示している人も少なくとも20人います。

 さらに5日午前、麻生派の鈴木法務大臣が自身のSNSで賛成すると表明しました。

 現役閣僚の賛成表明は初めてで、前倒しが決まる過半数を巡る攻防は激しさを増しています。

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