2025-09-05 16:17:12 配信

立憲野田代表 衆議院解散「政治空白を生む」 ガソリン与野党協議も進まず

 石破総理大臣が自民党総裁選の前倒し要求に対抗する形で衆議院の解散を検討しているとの見方があるなか、立憲民主党の野田代表は「政治空白を作っていいのか。大義がない」などと牽制(けんせい)しました。

立憲民主党 野田代表
「ここでそんな政治空白を作っていいのかね。今回は何をもって争点とするのかですよね。大義がないじゃないですか。党内抗争の決着のために税金を使うのはあり得ない話じゃないでしょうか」

 さらに、物価高対策や企業・団体献金の規制強化に向けた協議について「8月の予算委員会で約束したのに進んでいない。猛省してほしい」と批判しました。

 そのうえで、石破総理の退陣を求めるかどうか問われると「我々の政策提案を受けるかどうか見極める」と述べました。

 一方、ガソリンの暫定税率廃止に向けた与野党協議を巡って野党側は今週中の合意を目指していましたが、財源論などで折り合わずに結論が出ませんでした。

 立憲民主党は11月1日の廃止に向けて野党で法案を提出していて、与党との合意が得られない場合は野党だけでも成立を目指す考えも示しています。

トップへ戻る