2025-12-26 10:17:54 配信

外務省来年度予算案 過去最大8170億円 防衛装備品供与は2倍超 文化外交を新たな柱

 外務省は、来年度予算案で過去最大となる8170億円を計上しました。

 外務省は、東南アジアを中心に防衛装備品などを供与するOSA=政府安全保障能力強化支援を大幅に拡充し、今年度のおよそ2.2倍となる181億円を計上します。

 高市政権は、「自由で開かれたインド太平洋」の推進を外交方針の柱として掲げていて、外務省は「厳しい安全保障環境に立ち向かっていくための大きな外交ツールだ」と説明しています。

 さらに「韓国や中国に後れをとっている」として、文化外交を新たな柱として強化する方針です。

 新興国での日本の漫画やアニメなどのコンテンツ普及に2億6000万円計上するほか、和食文化の発信を念頭に外国にある大使館などの公邸料理人の待遇改善のため、今年度からおよそ10億円増額し25億3000万円を計上します。

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