車の交通事故を削減するため、トヨタ自動車とNTTが自動運転の技術開発で提携することが分かりました。

　関係者によりますと、トヨタとNTTはAI（人工知能）や通信による遅れがほとんど感じられない次世代通信技術「IOWN」を活用し、自動運転のソフトウェアを共同で開発するということです。

　車のカメラなどからのデータをAIが分析し、事故を予見した場合には自動でハンドルやブレーキを操作して事故を未然に防ぎます。

　これらのシステムの開発に両社で数千億円規模を投入し、2028年を目途に実用化を目指す方針です。