2025-04-23 20:04:17 配信
「かなり昔から不徹底が行われていたのではないか」 日本郵便が“不適切点呼”で謝罪

日本郵便は全国の7割以上の郵便局で配達員のアルコール検査などの「点呼」が適切にされていなかったとして謝罪しました。
日本郵便 千田哲也社長
「(不適切な点呼について)かなり昔から、こういうことについての不徹底というものが行われていたのではないかと」
この問題を巡っては去年5月、横浜市の戸塚郵便局の配達員が業務中にワインを飲み、酩酊(めいてい)状態で配達していたことなどが分かっています。
日本郵便が全国約3200カ所の郵便局や集配センターを調べたところ、2391カ所で点呼が行われていないか、行っていないのに実施したかのように書面に記載するといった不適切な事例が多数確認されたということです。
報告を受けた総務省は再発防止を求める報告徴求命令を出しました。