2025-05-09 19:11:39 配信

特別な郵便物の報告書を職員が偽造 日本郵便が謝罪

 特別な郵便物を配達したと証明する報告書に実際の配達員とは別の名前を記載するなどの認証の不正があったとして、日本郵便が謝罪しました。

 日本郵便によりますと、不正を行ったのは銀座郵便局に勤務する郵便認証司2人です。

 裁判所などが差し出した特別な郵便物を配達する場合、日本郵便では配達担当者と書類の内容を確認する法的な資格を持った郵便認証司の署名や押印を分ける規定があります。

 しかし、2人は少なくとも4年ほど前から配達員の名前を偽って記載するなどしていて、2024年度だけで2600件以上が確認されたということです。

 公文書偽造の罪にあたる恐れもあり、日本郵便は2人の処分について厳正に対処するとしています。

 また、同様の事例がないか全国の郵便局を調査する方針です。

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