2025-06-17 07:01:33 配信

世界競争力ランキング 日本は35位 4年ぶりに順位回復もG7で6位

 各国の経営環境などを評価した「世界競争力ランキング」が発表されました。日本は4年ぶりに順位を回復し、35位でした。

 スイスのビジネススクール「IMD」の「世界競争力センター」は世界69の国と地域について統計データと経営者への意識調査を基に経営環境や政策などを評価し、「世界競争力ランキング」として発表しています。

 去年、過去最低の38位だった日本は今年は35位となり、4年ぶりに順位を回復しました。

 G7(主要7カ国)では6位でした。

 発表では、日本は低迷から回復しつつあるものの、輸出依存型の経済構造のため、アメリカの関税政策や保護主義台頭の影響を大きく受ける可能性があるとしました。

 また、企業が変化に対する柔軟性や俊敏性を十分に備えていないため、同じアジア太平洋地域の台湾やシンガポールなどに遅れを取っていると指摘しています。

 全体では2年ぶりにスイスが首位に返り咲き、シンガポール、香港が続きました。

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