2025-08-13 09:18:57 配信

12日の日経平均株価 終値4万2718円で史上最高値更新 前日から897円高

 取引開始から大きく値を上げて寄り付いた12日の日経平均株価。一時1100円以上上昇し、大台の4万3000円を試す場面もありました。

 終値は前日と比べて897円高い、4万2718円となりました。去年7月11日以来の最高値更新です。

 アメリカと各国の関税協議が進展し、先行きの不透明感が後退したことが株価を押し上げました。

根津アジアキャピタルリミテッド 河北博光氏
「(株価が)上がりすぎている以外、売る要素が見当たらない。大型株の上昇が大きかったということもあり、投資家が慌てて買っている、買い遅れてはいけない心理状態。買い残(買い方の残高)が少ない状況になっていますので、売る投資家がいない状況になっている」

 信用買いをしてまだ決済されていない「買い残」が少ないと、将来の売り需要も少なくなるため、今後株価が上がりやすくなる要因となります。

 しかし、油断は禁物です。

河北氏
「企業決算を見ると、思ったよりはいいんですけど、今年減益であることには変わりがない。株価だけ上昇すると、過熱だと思う投資家は多い」

(「グッド!モーニング」2025年8月13日放送分より)

トップへ戻る