2025-08-25 20:02:04 配信

物価高の強い味方 新米&野菜詰め放題が500円 海の幸詰め放題も

 新米の詰め放題を見つけました。

■激安“新米盛り放題”500円

 スタートの合図とともに、一斉にかき集めているのは千葉県産の“新米”です。升がいっぱいになっても盛って、盛って、さらに盛る。

 新米を巡る熱戦が繰り広げられていたのは、千葉県木更津市の道の駅です。“新米盛り放題”のルールは単純明快。参加費の500円を払い、60秒で5合升に詰められた分だけ新米がゲットできます。

 升の側面をたたき、きっちり詰めるテクニックや…。上に積み上げた分ももちろん有効です。5合のコメはおよそ750グラムですが、皆さんどれぐらい盛ることができたのでしょうか。なんと軒並み1キロオーバーです。1キロ500円で計算すると、新米が5キロおよそ2500円。これは破格です。

道の駅木更津 うまくたの里 川崎修吾さん
「新米1キロ1000円で販売。半額ぐらい」

 相場の半額で新米を手に入れることができた挑戦者はこの笑顔です。

「安い、これで500円なんて。今コメ高いので」
「新米なのでうれしいです。今まで古古米しか食べてなかったので」

 あまりのお得ぶりに、道の駅には午前9時の開店前から客が殺到。もはや、夏休み最後の小旅行気分の親子もいました。

東京・品川区から来た親子
「車中泊でそこに泊まって朝イチから並んでいます」
「(Q.すごい気合ですね?)お米だからね。物価高だから」

 用意していた150キロの新米はわずか1時間で完売。次回は今週末に開催します。

■価格破壊“海の幸詰め放題”

 今、家計の強い味方として客が殺到している詰め放題は他にもあります。豊洲市場に併設された商業施設には、ここならではの詰め放題が行われていました。

 一斉に袋に詰め始めたのはイカに魚…。この施設では海の幸の詰め放題が1000円で体験できるんです。ラインナップの中にはカニや真鯛まで。

仕入れ担当者
「オススメは天然のマダイ」
「(Q.普通に買ったら?)1000円以上」

 もう1匹で元が取れちゃう、そんな大物を芸術的に袋に詰め込んだ人がいれば…。カニを相手に慎重になる人もいました。

「1000円以上取れていると思う。家族が喜ぶと思う」
「(Q.どうやって食べる?)刺し身と塩焼きとか、スルメイカがあるのでいかめしに」

 海の幸の詰め放題は毎週土曜日午前10時から開催していますが、30分ほどで売り切れてしまうので注意が必要です。

■大量野菜“詰め放題”500円

 続いての行列必至の詰め放題は、千葉県館山市で行われています。

 参加費500円でジャガイモ、ニンジン、タマネギが詰め放題。制限時間は60秒です。うまく詰め込めば重さは3キロほどになるといいます。

 こちらは4歳の子どもと一緒に挑戦です。

「隙間に全部ニンジン入れて。できる?」

 入念な作戦会議を立て、詰め放題がスタート。手際よく玉ねぎとジャガイモを袋に入れていきます。子どもは真剣な表情でニンジンを次々と袋の中へ。作戦通り、大量のニンジンがゲットできました。

 家庭を幸せにする野菜の詰め放題。次回は8月31日、「ヤサイの日」に開催です。

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