2025-09-05 10:05:32 配信

東証終値641円高 米連邦地裁「グーグルはクロームを売却する必要はない」

 アメリカのハイテク株が上昇した流れを受けた4日の日経平均株価。終値は、前日よりも641円高い4万2580円でした。

 アメリカの司法省が独占を解消するために、IT大手・Googleに求めていた閲覧ソフト「Chrome」の売却について、連邦地裁が「売却する必要はない」と判断したことから、東京市場でもAI関連株に買いが広がりました。

ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏
「(事業を)分割しなくてよいから、Googleアルファベットは今後もAI投資を積極的に進めやすくなり、関連銘柄の株価が上昇した」

 日本時間5日の夜には、いよいよアメリカの雇用統計が発表されます。

井出氏
「市場では、失業率の若干の悪化が予想されるが、市場の予想通りであれば9月の利下げがほぼ確実になるだろう。場合によっては、9月利下げの期待が低下してしまう可能性もある。結果を株価に織り込むのは週明けなので、日経平均週明け大きく動く可能性がある」

(「グッド!モーニング」2025年9月5日放送分より)

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