2025-09-06 09:22:42 配信

米雇用統計が大幅に予想下回る 景気減速が鮮明

 5日の日経平均株価は続伸し、600円以上、上昇する場面もありました。終値は、前の日より438円高い4万3018円でした。

マネックス証券 広木隆氏
「トランプ大統領が自動車関税の大統領令に署名した。事前に決まってはいたんですけれども、合意書面がないとか、いまいち確実性がなかった。不確実性が後退したことで、安心感から自動車株に買いが入りました」

 日本時間の5日夜には、アメリカの8月の雇用統計が発表されました。景気の動向を反映する非農業部門の就業者数は、7万5000人の増加が予想されていましたが、2万2000人の増加にとどまり、予想を大きく下回りました。

 雇用の減速が鮮明となったことで、FRBが利下げに踏み切るという見方が強まり、円相場は1ドル146円後半まで円高ドル安が進みました。

 ダウ平均株価は、一時、取引時間中の最高値を更新しましたが、マイナスで取引を終えました。日経平均先物も値を下げています。

(「グッド!モーニング」2025年9月6日放送分より)

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