今年10月の全国の平均気温は統計を開始した1898年以降、10月としては最も高くなったことが分かりました。

　気象庁によりますと、今年10月の全国の平均気温は平年より2.21℃高く、統計を開始した1898年以降、10月としては最も高くなりました。

　153地点のうち139地点で歴代1位だったということです。

　地域別では北日本で1.9℃、東日本と西日本で2.6℃高く、いずれも統計を開始した1946年以降の10月として最も高温でした。

　主な要因として、偏西風が平年よりも北に偏って流れたため日本付近が暖かい空気に覆われたことなどを挙げています。

　気象庁は、このように気温が全国的に高い状態は7月から持続しているということです。