2024-11-09 10:10:34 配信
町職員の採用試験は「キャンプ」 テント設営などを通して協調性や自主性を見極め
日本海、島根県の北に浮かぶ隠岐諸島海士町。「ないものはない」をキャッチコピーにするこの島で、一風変わった職員の採用試験が行われます。それは…キャンプ!
受験者は、町役場で説明を受けた後、「SPI」と呼ばれる適性検査を受験し、夕方からキャンプの会場に移動します。
職員らとテント設営や食事作りをする過程で、受験者の協調性や自主性などを見極めます。
島根・海士町総務課 松前一孝課長
「一緒に汗をかいてくれる仲間だったり、海士町の町づくりに対する思いに共感してもらったりだとか、行動力や協調性、そういう人材でないと将来的に難しいというところで、キャンプだったら少なからず一般的な試験とか作文とか面接だけでは見えない部分が見えますし、人(柄)が見られるんじゃないかなと」
キャンプ採用試験は、今月30日から来月1日にかけて実施。応募資格は今年4月1日時点で22歳から45歳で、採用は4人程度ということです。
(「グッド!モーニング」2024年11月9日放送分より)