2025-04-23 14:39:29 配信
福島第一原発2号機で2回目のデブリ取り出しが午前10時15分に完了 東京電力

東京電力は福島第一原発2号機にある核燃料デブリの2回目の試験的取り出し作業を完了しました。
福島第一原発の1号機から3号機には核燃料などが溶けて固まったデブリが合わせて880トンあるとみられています。
東京電力は23日午前10時すぎ、2号機にある核燃料デブリの2回目の試験的取り出し作業を完了したと明らかにしました。
去年11月に初めて約0.7グラムのデブリの取り出しに成功していて、今回は1回目よりも炉心に1メートルから2メートル近い位置のデブリを取り出したということです。
取り出されたデブリは運搬用ボックスに入れた時点で複数ありました。
重さや大きさを測定した後、研究機関で成分などを分析する予定です。