2025-05-01 15:12:54 配信
“市の52%が山林”神奈川・秦野市が山林火災想定訓練を実施

秦野市消防が先月30日行った訓練は、市内の山林で火災が発生した想定で行われました。
訓練には消防隊員らおよそ30人が参加し、ドローンを使って燃えている場所を探したり、重さおよそ50キロのポンプを運搬する際の動きを確認したりしました。
山間部では消防車が通れない道が多く、およそ25メートルある滝の下から放水ポンプを引き上げるなど、悪路での装備の運搬も想定して訓練が行われました。
秦野市は市内の52%が山林で、消防は3月に発生した岩手県大船渡市の山林火災の活動を参考に、グリッド地図と呼ばれる位置情報の共有が図りやすくなる地図の作成などの対策を進めています。
消防は、登山やキャンプが本格的になる時期を前にタバコやキャンプ機材の火の取り扱いに注意してほしいと呼び掛けています。
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