物価の高騰などで公立病院の建て替えや経営が困難になっていることを受けて、千葉県の船橋市と柏市が厚生労働省などに要望書を提出しました。

　船橋市立医療センターと柏市立柏病院は、建物の老朽化などを理由に建て替えを進めていますが、物価や人件費の高騰により経営が圧迫されていて、建て替え計画を進めることが難しくなっています。

　これを受けて、29日、船橋市と柏市の市長が厚労省と総務省に支援を求める要望書を提出しました。

　要望書を受け取った仁木博文厚労副大臣は「厳しい状況だと非常に理解している、全面的に応援をしていきたい」と話したということです。

　両市は、午後に千葉県知事にも要望を行います。