長嶋茂雄さんが亡くなってから一夜明け、松井秀喜さんら読売巨人軍のOBらが弔問に訪れました。

　松井さんは、4日午前5時ごろに東京・大田区の長嶋さんの自宅を訪れました。

松井秀喜さん
「一番は感謝だけです。監督との出会い、縁がなければ松井秀喜という選手は全く違う野球人生を送っていたと思う。長嶋監督と生前約束したこともあるので、今は話せないが、その約束を果たしたい」

　その後、読売巨人軍OBである中畑清さんと高橋由伸さんも弔問に訪れました。

中畑清さん
「これからも目標にして頑張りますとお伝えした」

　高橋さんも「長嶋監督だったからこそジャイアンツに入った。こういうふうに導いてくれたのは監督ですし、感謝です」と別れを惜しみました。

　東京・稲城市のジャイアンツタウンスタジアムでは、長嶋さんを追悼するための記帳所が設置され、午前9時からファンらが次々と訪れ、思いをはせました。

　また、長嶋さんが現役時代に使っていたバットやグローブ、ユニホームなども展示されています。