シカがジャンプで人の上を飛び越え、住宅街は騒然としました。

　きっかけは「住宅街に子ジカが1頭いる」という通報でした。

　札幌市内に現れたのは体長約1.5メートルの雄とみられます。

　駐車場のすみに逃げ込んだところを市の職員たちが麻酔の吹き矢で捕獲を試みます。

　その瞬間、捕獲しようとした職員の上を大きくジャンプ。そのまま住宅街を走っていきました。

　その後、600メートル程離れた公園に移動していたシカ。

　興奮させないように職員らが見守りを続けるなか、最初の通報から約10時間後に住宅街から走り去ったということです。