2025-07-14 11:59:48 配信

台風5号 関東に接近中 東海には線状降水帯予測

 北上する台風5号が関東に接近中です。また、14日夜から15日にかけて、東海地方に線状降水帯が発生する恐れがあります。

 (星井彩岐気象予報士解説)
 13日に発生した台風5号は現在、千葉県沖を発達しながら北上中です。

 まずは最新の進路予想図から見ていきます。

 台風5号は夕方にかけて暴風域を伴いながら関東の東を北上し、15日には北海道に接近、上陸する恐れがあります。

 台風に近い茨城県と千葉県では、14日夜にかけて暴風や高波に警戒してください。

 続いて、雨の予想です。夕方にかけて台風に伴う雨雲が関東に接近し、局地的に激しい雨が降って沿岸部ではさらに風が強まります。

 一方、西日本では熱帯低気圧などの影響で雨が強まっています。

 この強い雨雲は東へ移動し、14日夜は東海地方を中心に雨が強まる予想となっています。

 そして現在、高知県に大雨洪水警報が発表されています。

 この雨雲が強まりながら移動し、14日夜から15日昼ごろにかけて、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県の東海4県で線状降水帯が発生する恐れがあるとして気象庁が警戒を呼び掛けています。

 15日昼までに予想される雨量は、東海で250ミリ、近畿で200ミリなどとなっています。

 特に東海では、大雨による災害発生の危険度が急激に高まる恐れがあります。厳重に警戒してください。

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