2025-07-14 18:13:27 配信

“似てる”目撃情報の大半が…“最も危険な植物”とは別物

 “最も危険な植物”を見たという情報の大半は別の植物だったことが分かりました。

■“最も危険な植物”とは別物

 西アジア原産、重度の皮膚炎を引き起こす猛毒を持つ「バイカルハナウド」。

 バイカルハナウドのような植物が北海道大学の敷地内で確認されて以来、札幌市には150件以上の問い合わせが寄せられています。

 目撃情報があった公園では、セリ科の在来種「オオハナウド」だったということです。バイカルハナウドは茎の下が赤いのに対し、オオハナウドは緑色です。

 さらに、隣の苫小牧市でも。河川敷に生息しているという3メートルほどの高さで白い花を咲かせている植物、これは…。

苫小牧市環境生活課 高坂聡副主幹
「今のところ、確認している分には、ほぼほぼエゾニュウと確認。一見すると花の色や形、あと背丈が高い植物なのでバイカルハナウドも大きい花なので、ぱっと見は市民の方も心配になるかと思います」

 バイカルハナウドには茎に毛がありますが、エゾニュウは毛がないのが特徴。山菜として知られているということです。

 北海道大学は、敷地内で見つかった植物はバイカルハナウドかどうか特定はできなかったものの“皮膚炎を引き起こす成分が含まれているか”調査しています。

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