大阪・関西万博で許可を得ずにアンゴラパビリオンの工事を担ったとして、建設業者が営業停止処分となりました。

　万博のアンゴラパビリオンを巡っては先月、大阪府が市内の建設業者が建設業法に基づく許可を取得せずに工事を担った疑いがあるとして、反論や意見の機会を設ける「弁明の機会の付与通知書」を出していました。

　しかしその後、期限までに弁明がなく、大阪府は、この業者を30日間の営業停止処分としたと発表しました。

　また、処分を受けた業者とその元請け業者は別の業者に工事の費用を支払っていないことも確認されていて、解決への対策を講じるよう大阪府から勧告を受けています。