2025-08-22 09:25:33 配信

鹿児島に線状降水帯発生おそれ 台風12号発生 九州横断 道路が川のように

 台風12号は22日午前6時時点で宮崎県日向市の沖合にあり、ゆっくりとしたスピードで進んでいます。速度が非常に遅いため、雨雲が停滞し、鹿児島県内には線状降水帯が発生する恐れがあります。

■鹿児島県内で線状降水帯発生おそれ

 21日午後5時20分ごろの鹿児島市の映像では、道路はタイヤの半分ほどまで冠水していて、一面、川のようになっています。

撮影した人
「体に打ちつけてくるような雨で、すごい冷たかった。初めて経験するような雨」

 台風に発達しないといわれていた熱帯低気圧。しかし、21日午前9時、九州の西の海上で台風12号となりました。

 その後ゆっくりと東へ進み、午後5時すぎに鹿児島県の日置市付近に上陸しました。

 21日からの雨雲の動きを見てみると、局地的に発達していて、22日朝から鹿児島県で激しい雨が降り続いていることが分かります。

 いちき串木野市付近では、1時間におよそ120ミリの猛烈な雨が降ったとみられ、「記録的短時間大雨情報」が発表されました。

 強風の影響でしょうか。ダクトが折れてしまっています。横殴りの雨が激しく打ちつけます。

 鹿児島県内では、昼すぎにかけて線状降水帯が発生し、大雨災害の危険度が急激に高まる恐れがあります。

(「グッド!モーニング」2025年8月22日放送分より)

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