2025-10-28 14:55:40 配信
安倍元総理銃撃 山上徹也被告(45)が初公判で殺人罪認める 情状面など争点に
安倍元総理大臣が銃撃された事件で殺人などの罪に問われている山上徹也被告(45)が28日から始まった裁判員裁判の初公判で殺人罪について認めました。山上被告は2022年7月8日、奈良市の近鉄大和西大寺駅の前で安倍晋三元総理大臣を手製の銃で殺害したとして、殺人や銃刀法違反などの罪に問われています。
今月28日午後2時前、山上被告は奈良地裁の法廷に刑務官5人に連れられて入り、長い髪を後ろに結び、黒い服を着た姿で着席しました。
この際、弁護士と言葉を少し交わす様子もありました。
最初に裁判所が被告本人で間違いないか尋ねた際、山上被告は自分の名前を小さな声で答えました。
午後2時すぎに始まった初公判で検察が起訴状を読み上げた後、山上被告は裁判長から起訴内容について問われると、「すべて事実です。私がしたことに間違いありません」と認めました。
弁護側は殺人罪などについて争わないとする一方、山上被告が事件に使った銃については銃刀法違反の「砲」にあたらず、最高刑が無期懲役の「発射罪」は成立しないなどと主張しました。
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