2025-12-16 12:25:29 配信

パンダ観覧は来月25日まで 東京・上野動物園に多くの来園客

 東京・上野動物園では双子のジャイアントパンダが中国へ返還されることが決まったことを受け、16日朝から多くの人が観覧に訪れています。

 上野動物園のパンダ舎の前は双子のジャイアントパンダ「シャオシャオ」と「レイレイ」が来月末に中国に返還されることが決まったという報道を受け、長蛇の列ができています。

 来園者の中には、パンダの帽子を被っている人やパンダ柄の服を着ている人などがいます。

 皆さんパンダ舎の中に入ってからはツーショット写真を撮ったり、動画を撮ったりと、限られた時間を使い、2頭の姿を目に焼き付けていました。

来園客
「(Q.きょうは何を見に来た?)パンダ」
「さみしいですよね。やっぱりね。(パンダが)また来てくれることを信じて、きょうは見納めをしようと思って来た」
「(子どもの)記憶に残ってくれたらいいなと思って。ちょっとでも見られたらいい」

 東京都は16日から2頭の観覧場所を区切っています。

 さらに、観覧できる時間は1人「1分程度」までとしたうえ、23日以降はインターネットでの事前予約制にすると発表しました。

 混雑が予想される来月14日以降は、インターネットで申し込みした人の中から抽選し、当選者だけが観覧できるようにするということです。

 2頭が来園者の前に現れるのは来月25日までで、その後、下旬に中国へと渡ります。

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