日本テレビの番組を降板し、無期限で活動を休止している元「TOKIO」の国分太一さんが申し立てた人権救済について、日弁連が認めなかったことが分かりました。

　国分太一さんはコンプライアンス上の問題が複数確認されたとして6月に日本テレビの番組「ザ!鉄腕!DASH!!」を降板し、その後、無期限で活動を休止しています。

　国分さん側は日本テレビの対応を巡って10月、日弁連に人権救済を申し立て、会見を開いていました。

　その後の代理人弁護士への取材で、日弁連が「取り扱うことができない」との通知を出していたことが分かりました。

　人権救済の申し立てが認められなかったことについて国分さんの代理人弁護士は「誠に遺憾であり残念な思い」「日弁連の決定は国分氏に対する人権侵害が存在しないという結論ではないとも認識しており、引き続き、人権救済の実現に至る方策を検討します」とコメントしています。