2026-04-06 17:36:54 配信

大川原化工機冤罪事件で国を提訴 元顧問の遺族「裁判官の責任問う」

 「大川原化工機」の冤罪(えんざい)事件で、勾留中に胃がんが見つかって死亡した元顧問の遺族が保釈を認めなかった裁判官の判断は違法として国に損害賠償を求めて裁判を起こしました。

 大川原化工機の元顧問・相嶋静夫さんは勾留中に胃がんが見つかり、72歳で死亡しました。

 当時、弁護士は繰り返し保釈を請求していましたが、東京地裁から認められませんでした。

 遺族側は保釈を認めないなどの判断に関わった裁判官37人の責任を追及するため6日、国に約1億7000万円の損害賠償を求めて裁判を起こしました。

 相嶋さんの遺族は会見で「捜査機関の違法性は裁判で認められたが、裁判所は自らの判断に対する十分な説明と検証を行っていない」「死に至る病に罹っている人間に保釈却下を続けた理由を聞きたい」と話しました。

 東京地裁は「具体的な事件についてのコメントは差し控える」としています。

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