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2024-09-22 16:52:31 配信

よちよち歩きのウミガメの赤ちゃんが海へ 絶滅危惧種を守るボランティア

 アフリカで絶滅の危機にひんしているウミガメがいます。その背景には人間の経済活動がありました。

 懸命に海へ向かうウミガメの赤ちゃん。小さな体を精一杯使って進んでいきます。それでも、波は容赦なく赤ちゃんウミガメを砂浜に押し戻そうとします。

 ロイター通信によりますと、アフリカ東部ケニアの海岸に現れるこのウミガメは絶滅危惧種で、ボランティアが保護活動を行っています。

 砂浜の巣穴で孵化(ふか)した赤ちゃんが海へ向かうことは、短い距離でも危険をはらんでおり、最初の数日間を生き延びるのはごく一部だといいます。

 捕食者に食べられてしまうことがあれば、人工的なもの、例えば照明灯が赤ちゃんウミガメの生存を脅かすこともあるとのことです。

 ウミガメにとって危険性が高いのは餌(えさ)と間違えて食べてしまうプラスチックごみで、ボランティアは定期的に海岸の清掃も行うとともに、環境保全を訴えています。

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