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2024-09-24 15:21:34 配信

中国人民銀行が大規模な金融緩和 景気の下支え狙いか

 中国の中央銀行にあたる中国人民銀行は24日、預金準備率や住宅ローンの引き下げなど大規模な金融緩和を発表しました。今年の経済成長率目標5%前後を達成するための刺激策とみられます。

 中国人民銀行は24日、金融機関から強制的に預金の一定割合を預かる預金準備率を0.5%引き下げると明らかにしました。

 およそ1兆元、日本円で20兆円の流動性がもたらされると説明していて、資金の供給量を増やし、景気を下支えする狙いがあるとみられます。

 一方、既存の住宅ローン金利も平均で0.5%引き下げました。

 経済の低迷で消費が落ち込むなか、金利負担を減らすことで「5000万世帯に恩恵」があり、家計の負担を「毎年1500億元、日本円で3兆円減らすことができる」と強調しました。

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