2025-06-12 16:55:41 配信

ハマスの攻撃でガザ人道財団の職員5人死亡 複数人負傷 物資の配給拠点への道中に…

 パレスチナ・ガザ地区で人道支援を続ける「ガザ人道財団」のバスが襲撃を受け、職員5人が死亡しました。財団側はイスラム組織「ハマス」の攻撃だと主張しています。

 CNNなどによりますと、イスラエルとアメリカが主導するガザ人道財団は11日、パレスチナ人の職員20人以上を乗せたバスがハマスの襲撃を受けたと明らかにしました。

 これまでに少なくとも5人が死亡し、複数人がけがをしたほか、人質に取られた職員がいる恐れがあるということです。

 バスはガザ南部にある食料の配布拠点に向かっていました。

 ガザ人道財団は5月下旬にガザ地区で支援物資の配給を始めましたが、財団側で死者が出るのは初めてとみられます。

 ガザ地区の食料の配布拠点周辺ではイスラエル軍による攻撃で民間人の犠牲が増えていて、今月11日には57人が死亡しています。

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