2025-06-17 12:04:18 配信
イスラエルの攻勢続く 放送中の国営放送を空爆

(松本拓也記者報告)
イランは連日のように夜の間に大規模な攻撃を実施してきました。
昨夜からきょうの未明にかけては、イスラエル北部を標的とした攻撃が複数回ありました。
携帯電話のアプリが危険を通知しましたが、ここ数日と比べるとミサイルの数というのは限定的で、大きな被害というのは報告されていません。
一方、イスラエルは攻撃の手を緩めていません。
イランの首都テヘランへの攻撃を継続しているほか、「軍事利用されている」と主張して国営テレビを爆撃し、生放送中のスタジオで爆発音や煙が上がるのも確認されています。
ネタニヤフ首相は、多数のミサイルを無力化したとしたうえで「勝利に向かっている」と強調しています。
こうしたなか、イランがアラブ諸国の仲介で、イスラエルとの攻撃の応酬を終結させ、アメリカとの核協議を再開させることを求めているとウォール・ストリート・ジャーナルが伝えました。
アメリカからの軍事支援を受けるイスラエルに対し、イランとしては事態の長期化を避け、収束を図りたい狙いが垣間見えます。
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