2025-08-21 19:43:19 配信

ロシア軍による攻撃で19人死傷 ウクライナ西部の米国企業の工場も被害

 ウクライナ西部にロシア軍によるミサイルやドローンによる大規模な攻撃があり、少なくとも19人が死傷しました。アメリカ企業の工場も被害を受けました。

 ウクライナ空軍は21日、20日夜から21日朝にかけてロシア軍によるドローン574機とミサイル40発の攻撃があったと発表しました。

 西部リビウでは住宅など26棟が破損し、少なくとも1人が死亡し、3人がけがをしました。

 また、西部のムカチェボではアメリカ企業の工場に巡航ミサイルが直撃し、15人がけがをしました。

 ゼレンスキー大統領はSNSで「コーヒーメーカーなど日用品を製造するアメリカの民間企業が標的となった」と指摘しました。

 また、ゼレンスキー大統領は「終戦に向けた国際的努力が存在しないかのように我々の国民を標的にした」とロシアを非難し、「交渉に臨むシグナルを出しておらず、圧力と強力な制裁・関税が必要だ」と訴えました。

 フランスメディアによりますと、ゼレンスキー大統領は20日の記者会見で射程3000キロの新型ミサイルの実験に成功したと述べ、早くて今年末から量産を開始する予定だと発表しました。

 ウクライナのあらゆる地点からモスクワが射程圏内となります。

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